そんなのあり得ないでしょ!!
『はあ??そんなのあり得ないから絶対!!』
うつ病と言うものは身体の機能全てが衰えます。酷い倦怠感、息切れ、立ち眩み、貧血、不眠、胃腸障害その他色々。
その時その時で、身体症状の方が強く出るか、精神症状の方が強く出るか、そして、いつ何が起こるか誰にもわかりません。勿論自分自身でも。だからいつも不安なのです。そしてどんどん自分に自信が無くなり、自信を追い込んでいってしまうのです。
私の場合は身体症状が強く出ている時より、精神状態に強く鬱が出ている時の方が辛く、より一層ネガティブに自身を超過小評価し、
「今もこの先も私はなぁんにもできない人間。何の価値もない」
と、本気です。涙も止まりません。それだけの時もあれば、泣きながらでも急にものすごーくネガティブパワーが湧いてきて死ぬ為の準備を始める時もあります。
実際、死ぬ為の道具をネット購入したり、場所を探してみたり、遺書(の様な物)を作成したりもします。
これは感覚なのですが、そう言う時の脳の状態はまるでカチカチで歪な形の鉄の塊りの様です。何も受け付けてくれません。そうです。脳はスポンジ状態が続いてこそ、人は向上、発展し、学ぶのです。
でも、その時の自分は何も考えず、ひたすら死に向かって走り出します。
私は実際、死ぬ事が悪い事だとは思っていません。人生を完うするのと同じ様に死を完うすれば良いのです。たとえ正気の状態でなかったとしても自分で決めたのだから。
で、なんだかんだで二度失敗してしまいました。次にこの状態になった時の為のグッズはもう購入済みですけどね🤯
今は落ち着いているのでそう言う時が来なければ良いなと思っています。
さて、今回のタイトルを決めて経緯ですが、巷で『うつ病は治ります!』とか『完治する方法』等の文字が良く目につきますが、結論から申し上げて、私は全くそう思いません。と言うと現在治療されてる方から反感を買いそうですが、わたしの意見は、
「過去を完全に切り捨てる事に成功し、今現在、生き甲斐と確信出来るものが有り且つ生きて行く上でなんの問題も無く、未来においても全く何の不安も無い」
という条件が揃った時に初めてうつ病は小さく小さくなるのです。でもその小さな小さなうつ病の原子は身体の何処かに潜んでいる。
これが私の意見です。
『うつ病の完治』については一蹴します。何故なら「うつ病の完治」となると脳全体が全く新しく生まれ変わる必要があると考えているからです。勿論、生きたままで。
私は声を大にして言いたい。
「はあ?そんなのあり得ないでしょ!!どうしてそんな無責任な事言える訳??
あなた達、うつ病が治ったと思っている人に
密着24時間、1日も欠かさず観察してそのひとがうつ病以外の原因で亡くなったところまで診たの?」
今度は声を特大にして言いたいです。
「はあっっ??そんなのあり得ないっしょ、そんな事。あり得ないから、マジで!!!』